この講座は就活テクニックに特化していません。就活はもっと大事な力をつけないと思いどおりにはならないのです。
「言いたいことを１００％伝える力」と「コミュニケーション力」、これが就活に欠かせない基礎体力です。
その力をつけるために、講師が一人ひとりに寄り添う少人数クラス制でグループ討議や演習を多く取り入れます。
考えて、自分の思いを伝える作業を頻繁に行います。「話したり」「聴いたり」「考えをまとめる」ことが、企業の求める人間力を高めるからです。
この基礎力をスルーして、いくら就活スキルに励んでもうまくいきません。「内定を何社ももらう学生」と「熱心に企業訪問するのに何社も落ち続ける学生」とが分かれる理由です。

例をあげましょうか？ このグラフを見てください。

学生の皆さんが誤解していることがあります。

経済産業省が社会人基礎力について調査した結果です。
学生には 「自分に不足している能力は何か」 をたずね、企業には「学生に不足している能力は何か」を聞いています。
ところがどうでしょう。
学生たちは「語学力」や「業界の専門知識」を選んでいるのに、企業が重視しているのは「主体性」、「コミュニケーション能力」、「粘り強さ」です。このことは学生にとっても企業にとっても不幸です。
企業が採用したい人材像が学生に正しく伝わっておらず、勉学や課外活動について誤った理解をしている学生が多いのです。このプログラムの出発点はここにあります。

企業が求める「人間力」を引き出す講座です。

このプログラムの特徴を整理しておきます。

①企業のほしい人材＝即戦力の養成講座です

仕事で成功する人のＩＱ（知能指数）とＥＱ（情動指数）の関係は１：３と言われています。そのため、産業界は若者にこの力を求めるのです。就業後も元気で働き続けられるような「ＥＱ高揚プログラム」をコアにしたプログラム構成になっています。

②大企業出身講師陣です

「上場企業の部長・支店長歴任者」や「人材育成経験の豊富な人事教育部門経験者」を講師陣として擁しています。もちろんキャリアコンサルタント資格者も多数在籍します。実業界の現場を知る講師だからこそ、就活力、すなわち社会人力を鍛える学生指導ができるのです。就活講座こそ実業界経験者が講師であるべきでしょう。

③切磋琢磨できる実践型の運営を行います

個人演習・グループ演習・模擬演習を多用します。多様な価値観を知り、コミュニケーション力が無理なく高まります。
講師1人あたりの担当学生数は１５名程度で、個人指導も行います。かかりつけの担任というイメージです。